聞かなくても良い人の「声」を聞き過ぎ症候群。
例えば、
・素行の悪いスタッフ
・「お金お金お金」としか言わないスタッフ
・無断キャンセルする患者さん
・急患でふらっと来て「痛くなったから何とかしてくれて」と言ってくる患者さん
先生が彼ら彼女らの声を聞いて、自分の貴重な時間を割くことで、
優秀なスタッフや、
きちんと予約をとって、
決まった時間に来て、
ちゃんとホームケアもして、
黙って物品も買っていく患者さんたちに割く時間が奪われていきます。
「優等生の教室」で、
劣等生は平気でのさばる事ができますが、
「劣等生の教室」に、
優等生は定着する事ができません。
必ず去っていきます。
それも静かに。
80%の成果は20%の原因から作られる。
最近は廃れて来てる感のある「パレートの法則」ですが、まだまだ現役のフレームワークです。
本当に集中するべき「20%の原因」にフォーカスせず、
「80%のどうでも良いもの」にかかずらわることで、
たった20%の残念な成果しかあげられない。。。
そんな、ビジネスが地盤沈下する社長さんを何人も見て来ました。
結局のところ、
「嫌われる勇気」がないだけ。
誰かから猛烈に好かれるということは、
誰かから猛烈に嫌われることでもあります。
自分の人生をコントロールし、
「潤沢な利益」をつくり、
「潤沢な可処分時間」を増やし、
「仲間」とともに、
「創りたい未来」があるのなら。
身の回りの“コントロール出来ない因子”たちを、
一つずつ、“コントロール出来る因子”たちに塗り替えていく必要があります。
そこで直面する現実が、
嫌われるべき人から、嫌われる。
理想に近づく瞬間って、
絶対にその手前で、
何かを手放しているはずなんです。
もう一度言います。
理想に近づく、あるいは、
理想を手に入れる時って、
その手前で何かを失っているはずなんです。
これまでの経験を振り返ってみてください。
何か新しいものを手に入れる直前には、
何かを手放して来たはずです。
「顧客リストは真空を嫌う。」
これは、カリスママーケティングコンサルタント神田昌典さんの言葉です。
新しい何かを入れるためには、
新しい何かを捨てる必要があります。
本当に守りたい人を守るためには、守るべきでない人を決める。
嫌われてもいい人を決める。
明確さは力を纏います。
アライズム