夜回り先生。
ちょっと今日は新井の大学生の時の話。
当時通ってた大学に、
夜回り先生で有名な水◯修先生が講演でいらしたことがあったんですよね。
こっちじゃないですよ。
テーマは、
非行に走る少年少女をいかに守るか?
とか、
ドラッグは絶対に辞めよう。
とかがメインのメッセージでした。
初めて聞く夜回り先生の壮絶なお話は、
とても心に刺さり、
若い当時の新井にとっては大きなインパクトを与えました。
「こんな素晴らしい人がいるのか」
「命をかけて少年少女を守る大人がいるのか」
とても感動して帰って、母にその話をしました。
すると、母から返ってきた言葉は、、、
「そんなん無駄や」
「対処療法や」
「意味あらへん」
よくもまぁ、興奮気味に話す子どもの体験談をそこまで一刀両断できるな、と。。。
「現場で見てもないのに、何でそんなことが言えんねん!」
と、若干キレ気味に私も食い気味に応戦するわけです…笑
そしたらまたまた返ってきた母からの言葉は、、、
「大学生に言うたかってしゃーないやろ」
「親世代にしゃべらんと」
「そりゃ、大学生もそのうち親になるけど」
「結局、一人で夜の繁華街を夜回りして10代の子ら一人一人家に帰しても焼け石に水やねん」
「一人一人の親が、まず目の前におる一人の子どもをきちんと愛して、きちんと育てる」
「まず、目の前におる子、すぐ隣におる子を大事にしてしっかり愛する」
「そしたらその子がまた、自分の子どもをしっかり愛して育てる」
「あんたは今、夜回り先生のやってることが”尊い”て言うたけど、それも間違ってへんで」
「でも、ほんまに”尊い”のは、」
「目の前の子、一人一人に、」
「当たり前じゃないことを、当たり前のようにやってる世の中の母親たちや」
「その繰り返しが社会を作ってんねん。家庭の中から始まってんねん。」
5人を育てて(新井は5兄妹の長男)、
自営業の副社長もやりながら、
主婦、親業をこなす、
母の言葉にぐうの音も出ませんでした。
半径3メートルの幸せ。
今の新井は思うんですよね。
半径3メートルにいる人(=医院で働くスタッフたち)が幸せじゃないのに、
どうやって、
半径3キロメートルにいる人(=患者様)を幸せにできるのか。。。
まず、
半径3メートルにいる人の声に耳を傾けることから始めてみませんか。
あらい
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