歯科医院の売上を下げた方が良い時。

From:歯科増益コンサルタント 新井翔平

惰性の右肩上がりよりも、狙った売上を作れる能力の方が大事。

 

 

 

極論、

院長A

「一昨年が、年商6,300万円だった」

「去年が、年商6,500万円だった」

「じゃあまぁ、今年は年商6,700万でも目指すか」

 

よりも、

院長B

「今年と来年は組織作りと先行投資のため、年商は5,500万円に留めて、」

「再来年に年商8,000万円を作る」

 

これだったら、

明らかに「院長B」の方が戦略的ですよね。

 

 

 

 

 

 

「ただ漫然と呼吸をしているだけなら、緩やかに死んで行くのと変わらない。『生きている』とは言えない。」

 

 

 

松田優作だったか誰かがこんなこと言ってた気がします。

 

院長Bのように、

5,500万円のクリニックが3年で8,000万円というのはこの業界ではザラにあります。

 

 

 

歯科医院が売上を下げた方がいいタイミングは必ず存在する。

 

 

 

「右肩上がりに伸びた方がいい」

というのは誰が決めたのでしょうね。

高度経済成長期の慣習なのか、

開業医同士の見栄なのか、何なのか知りませんが、、、。

 

1人の医療人として、

ビジネスマンとして、

院長として、

経営者として、

どんな風に死んでいきたいのか?

 

 

「ゴールから逆算する経営」を前にして考えれば、瑣末(サマツ)なことですよね。

 

 

実際問題、

「スタッフが採れない!」

「組織がガタガタだ!」

そんなタイミングでは無理して年商を前年維持なんてする必要は全くありません。

 

 

 

ボトルネック。

 

 

 

「ボトルネック」という言葉をご存知ですか?

「ビンの首」という意味です。

モノ作りや生産工場などでよく使われる言葉ですが、

一番足を引っ張っている要因とか、

この一部分の生産性が、全体の生産性を規定してしまうことを指します。

 

 

 

歯科医院の場合、

成果の最大化を制約してしまう要素はやっぱり、

「人の問題」です。

 

 

売上やお金は患者さんが運んできてくれるものですが、

溢れるように患者さんが来てくれたところで、

受け入れるドクターや衛生士が足りない、

あるいは、

組織が成り立っていなければ成果を最大化することは不可能になります。

 

 

まぁ最近は歯科医院以外にも、

美容室や運送業や飲食など、

どこもマーケティングや集客よりも、

「人の問題」が生産性を規定してしまいますよね。

 

 

 

中途半端なことはしない。

 

 

 

頭ではわかると思いますはいざ実際に自分が「人の問題」で、

クリニックがワチャワチャしてしまうと、

「患者も大事」

「スタッフも大事」

「売上も大事」

と、

どれも大事で、

欲をかいて、

全部のバランスを取ろうとして、

動けなくなってしまう院長がとても多いです。

 

 

 

何かを「決め」て「断た」ない限り、

前に進むことは出来ません。

 

 

この場合、真っ先に優先順位を下げて考えて欲しいのは、

 

 

 

 

患者さん

 

 

 

 

です。

人が少ない状態で、

無理して前年度の売上を維持しようとして頑張ると、

『既存の耐え忍んでくれているスタッフ』まで疲弊します。

 

この『既存の耐え忍んでくれているスタッフ』が辞めてしまったら、

もうそれこそ本当に終わりです。

再起不能です。

 

 

彼女たちが辞めるくらいなら、

さっさと患者さんを切ってください。

売上を下げる『決断』をしてください。

 

 

「患者を切る」って、

ひどい表現かも知れませんが、

 

 

 

どれも大事にしながら前に進めるほど、経営は甘くない。

 

 

 

です。

再起不能になって閉院してしまうことの方が、患者さんに対して不誠実です。

 

 

「医療人としての優しさ」

は保ちつつ、

「経営者としてのシビアさ」

も持たないといけないのが、

医療経営者の難しいところだとは、

重々承知しています。

 

 

でも、

 

 

 

 

「あれもこれも守りたい」

 

 

 

 

は結局のところ、

「どれも守らない」

と決断してることと同じだと思うんです。

 

 

 

アライズム

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