最近本当に、
制作コストを抑えたテレビ番組だらけですね。
「芸能人格付けチェック」なんて、スタジオセットも何もあったものじゃないですね。
ワインやステーキは高いでしょうがたかが知れてますし。
「プレバト」とかも、俳句を詠ませたり、華をスタジオで活けさせるだけ。
(両者それはそれでおもしろいんですけどね…)
「世界まる見え」も、
昔からそうでしたが、
今やもはやyoutubeでアクセスの多かった動画をみんなで観るだけの番組になってやいませんか?
かつての「風雲!たけし城」とか、
「電波少年」とか、
せめて私らの世代なら、
「学校へ行こう」
とか
「ウッチャンナンチャンのウリナリ」
とか、
せめて毎週違った企画があったり、
ロケに出て行って現地の人たちや学生を交えて、
ってのがもっとあったと思うのですが…。
格付けチェックの中尾彬。
と、
別に今のバラエティ状況を嘆きたいのではなく、
それはそれでアンテナを張ってると学びはあるものだと思うのです。
先生はお正月の「芸能人格付けチェック」観ましたか?
やっぱりGACKTは安定ですし、
YOSHIKIも流石といったところでしたね。
私はあれの中尾彬を見ててすっごく教訓になった部分がありました。
安いワインをいくらガブガブ飲んでても、対極の味が高級かどうかは分からない。
「普段は安いワインをガブガブ飲むねェ~~」
「私が1本。志乃が1本。」
「2人で2本は毎日空けるねェ~~」
(↑あの腹から出るシブい声をイメージしてください)
そう言って臨んだ、
A:100万円のワイン
VS
B:5,000円のワイン
を当てるゲーム。
Aを飲んだ中尾彬の感想は
「いつも飲んでるのと違う気がするねェ~~」
ここまでは良いんですよ…笑
ここまでは。
ただ、B(=安いワイン)を飲むと、、、
「こっちの方がまろやかで深みがあるねェ~~~」
要するに芸能人もあんまし分かってないわけですよ。
これを見てて
高いワインを分かるには、高いワインを飲んでなきゃ分からない。
なんかそんなことをすごく思いました。
これって実は歯科医院経営でも同じで、
新患数が毎月30~40人以上のクリニックですとか、
延べ来院患者数に対してリコール(メンテ)の割合が70%超えですとか、
自費率が50%を超えている医院ですとか、
衛生士が10人以上いて常に予防がフル回転してる様子とか、
インタビューや、
レポートや文字でいくら読んでいても、
イメージって湧かないんですよね。
それより、
実際現場に足を運んで、直接目で見て、触れて、そこまでのストーリーを聞くと、
徐々に他人事ではなくなって来たりします。
イケてない状況の対極 → イケてる状況 なのではなく、
イケてる状況をイメージするには、
イケてる状況をこの目で見ないことには
何も判断基準が芽生えないんだと思います。
今年はそうですね、私のクライアント同士で見学会とかも開催できれば良いなと思いますし、
いっそのこと、
船井総研とか岩渕さんとかユメオカさんとかのところで、
イケてる医院を見つけて、
見学を申し出るのもアリだと思います。
技術系のセミナーに行かれる先生は多いのですが、
マーケティングや経営の勉強会にも積極的に参加されると、
ご自身の目指すものが見えて来たりします。
オススメですよ。
あらい